Animator4 v2.4.2 リリースのお知らせ(2019.11.26)
日本CDH株式会社は、「Animator4 v2.4.2」をリリースいたしました。
ソフトウェア・レンダリングモジュール(GUI版はLinuxのみ)も追加され、プロフェッショナルユースのご要望に答え続けるAnimator4_v2.4.2は、安定性を更に向上し、現在までにお寄せ頂いた不具合の修正やその他機能向上が実施されております。
【主な新機能/機能追加と向上点】
■ NVH機能
・FRF/MPF: 結果ファイル毎の線種設定が可能
・ MPF: 新しい寄与波形分析機能「Top MPF Combined Plots」
・ MAC: Node pair table ファイルは、冒頭の「行数」情報が不要
■ LS-Dyna:
・次の4つのファイルからの情報読み込みをサポート
nodeset_file
solidset_file
beamset_file
shellset_file
・次の情報が有る場合に、d3plotからの読込みが可能
+ Initial shell thickness
+ Contact thickness
+ Thickness scale factor
+ Element formulation
+ Initial total part mass
+ Initial lumped part mass
+ Initial non structural part mass
・「prtube」出力をサポート
他
【既知のバグ・ご注意頂きたい事柄】
■ Nastran
Nastran SOL108/111のOELS* datablocks (ELSENS keyword) について、複数の点について出力設定した場合、結果データを認識できない不具合
出力設定例)
set 2 = 10057/T3, 502001/T1
set 3 = 100.0, 110.0
ELSENS(PLOT,MASS,STIFF,DYNAMIC,RESPONSE=2,SOLUTION=3)=ALL
■ Python-API(v2.4.0~)
Pythonの機能を強化する拡張ライブラリ・モジュールパッケージとの相性について。
現在、scipy、numpy、matplotlib等の拡張モジュールをimportするスクリプトをAnimator4のPython-APIにて断続的に続けて利用する事が出来ません。
(2回目にrea pyt/pynを実行するとAnimator4がクラッシュします)
■ Python-API(v2.4.0~)
numpy_1.16.4以降をimportするスクリプトを実行するとAnimator4がクラッシュします。
回避方法:
Package Managerにて一旦最新バージョンをインストール後、「Update」ボタン機能からバージョンを指定して再セット・アップを実行してください。この時指定するバージョンは"1.16.3"としてください。
その他詳細につきましては『WhatsNew_v242.pdf』をご覧ください。
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◆ダウンロード◆
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モジュールおよびデリバリーデータベースは以下ユーザー専用ページよりダウンロードをお願いします。
リリースノートやマニュアルなどのドキュメントにつきましてもこちらでご確認いただけます。
ユーザー専用ページ http://www.cdh.co.jp/jp/support/downloads.html
『Animator』を選択後、お客様のユーザID・パスワードにてログインしてください。
弊社では定期的にデリバリーデータベースのアップデートおよびバグ修正版のリリースを行っております。
常に最新版をご利用くださいますようお願いいたします。
※ユーザー専用ページのログインにはユーザID・パスワードが必要です。
取得されていないユーザ様はカスタマーリレーションまでご連絡ください。
※CD-ROMにて必要なお客様はお問い合わせください。
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カスタマーリレーション
customer_relation@cdh.co.jp
TEL: 045-478-2277